1. メタボリックシンドロームの背景って?
メタボリックシンドローム」とは、メタボリズム、
つまり代謝や新陳代謝とシンドローム=症候群の造語です。
具体的には、
2. 歯科医師から見たメタボって?
歯科医療と高血糖(糖尿病)・高血圧(大きな意味での循環器疾患)・高脂血症は、
切っても切れない関係にあります。
3. 歯科医療によるメタボ
(歯周病や口腔内感染症など)の治療
メタボリックシンドロームと歯周病を併発している場合には、原則的に歯周病などの口腔内感染症の処置と、
感染源となる歯石・歯垢の除去を優先します。抗生剤や抗炎症剤の投与、場合によっては鎮痛剤の投与も行います。
口腔内の場合、「噛み合わせ」の調整をする場合や外科的処置(歯肉剥離処置など)、消炎剤、抗生剤、 消毒薬の患部直接湿布を行います。場合によっては、歯牙の固定処置や口呼吸防止処置、歯ぎしり防止処置などを施します。 原則的にはメタボリックシンドローム担当医師の指導や、投薬を優先しますが、 口腔内処置に関しては緊急性が要求される場合が多いので、対処療法を施します。 暫定的に噛み合わせを作り、経過観察をしながら歯科口腔内治療を施していきます。
4. 歯科・口腔・顔面の血行悪=メタボ!?
口腔・顔面領域に分布する外頸動脈は総頸動脈から分岐した後、各部分への栄養や酸素を供給します。
この欠陥の分岐の仕方は、解剖学的には直角に曲がりながら枝分かれをします。
つまり、血流量が減少したり、血液粘度が上がったりすると血行不全が起きやすくなります。
同様の部位には腰部がありますが、顔面のほうが分岐状態が血行不全を起こしやすいのです(下図)。
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