みなさんこんにちは、マナーデザイナーの岩下宣子です。
普段の生活でも、職場でも、ヒトとのお付き合いって欠かせないですよね。 実はヒトって、会った瞬間にもう相手を好きか嫌いか決めてしまうようです。
だから、いつも清潔でさわやかな服装と、にこやかで明るい笑顔を絶やすことなく生活してほしいと思います。 また、院内で患者さまにお会いするときも、大好きな人に会うときの気持ちでお迎えすることができれば、 きっと相手も同じ気持ちを持ってくれるでしょう。
そして、患者さまの痛みを共感してあげるココロの余裕を持ち、 相手がどうしてほしいのかを察知するために頭をフル回転すれば、 歯科衛生士の仕事がもっと楽しくなるハズですよ!
 
教えてくれるのは
岩下宣子先生
マナーデザイナー。
「現代礼法研究所」主宰。

語尾をていねいにすれば相手は不快にならない!
実習などで、患者さまや先輩に対して敬語がうまく使えないという話をよく耳にします。 敬語に慣れない間は語尾に「〜です」「〜ます」などを付ければ、少なくとも相手が不快な気持ちになることはありません。 もし、言葉遣いがおかしいと指摘された場合は、素直に「ありがとうございます」と、感謝の気持ちを伝えましょう。
ミスした時は誠心誠意の気持ちを伝えよう!
誰でも、仕事中のミスは付きもの。 ミスをしたらすばやく院長や先輩に報告して指示をあおぎ、適切に対処すれば大事にいたらずにすむ場合もあります。 でも自分でなんとか処理しようとして対応を誤ると傷口は広がるばかり。 ミスをして損害を受けた相手には、「私の不手際でした。大変申し訳ございません。」と、言葉を尽くして気持ちを伝えましょう。
治療中の院長に急ぎの用件を伝える時は・・・。
もし院長が診療中のときに、院長宛てに急ぎの用事の電話を受けた場合は、院長に対して 「診療中に申し訳ありませんが……」と、ていねいに急ぎの電話があったことを伝えましょう。 受けた電話の用件については秘密の内容である場合もあります。 そのため、用件そのものは口頭で伝えるよりも、そっとメモを渡すようにしたほうが無難です。

引いて開けるドアは患者さまを先に通すこと!
治療室に患者さまを通すときは、患者さまに先に入っていただくのが相手への配慮です。 相手に背中を向けるのは、「あなたに無関心です」と言っているのと同じ。 引いて開けるドアは患者さまのほうに体を開き、ノブに近いほうの手で開けると、患者さまを包む形になります。 ドアをいっぱいに開き、「どうぞ、こちらでございます」とひと言添えましょう。
電話を切る時は2つ数えてから切る心がけを!
電話で話しているとき、まだ用件を伝え切っていないのにガチャンと先に電話を切られたら感じが悪いですよね。 ですから、用件が終わったらゆっくり2つ数えるくらいの間をおいて切るのが目安です。 その際、受話器を耳に当てたまま指先でボタンを押すようにしましょう。 相手が急に追加の用件を思い出しても対応できるココロのゆとりが必要です。
患者さまを案内するときは歩調を合わせよう。
患者さまを案内するときは、患者さまに歩調を合わせて廊下の端を歩き、患者さまに廊下の真ん中を歩いてもらうようにしましょう。 そして、患者さまに近いほうの肩を少し引いて上体を少し前かがみにすると案内にふさわしい姿勢になります。 もし自分が患者さまの立場だったら、どのような接し方が気持ちいいだろうかとイメージすることが大事です。
岩下宣子
「現代礼法研究所」主宰。1945年、東京都生まれ。 1984年、現代礼法研究所を設立。マナーデザイナーとして指導、研修、講演、執筆活動するほか、 NPOマナー教育サポート協会の理事長として大人と子供に思いやりの気持ちを広め、子供たちがたくましく育つための活動を行なっている。
ホームページ → http://www.e-manners.org/ (NPOマナー教育サポート協会)

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